働ける人も働けない人も、個別性が尊重される精神医療をめざして
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2022.07.24  第19回日本うつ病学会総会・第5回日本うつ病リワーク協会年次大会を無事に開催しました。 お知らせを見る
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私たちは、うつ病や双極性障害などの精神疾患により、働けなくなった方々に適切な治療を行い、さらにリワークというリハビリテーションの場を提供することで、復職に必要な機能を回復していただくことを、日ごろから心がけています。

その中で、2022年7月に日本うつ病学会と日本うつ病リワーク協会年次大会を大分で合同開催しました。共通のテーマは、「働ける人も働けない人も、個別性が尊重される精神医療をめざして」にしました。

このテーマは、私たちが常日頃、心に抱いている目標です。その意味するところは、働ける人はその人なりに仕事のやりがいを感じながら、自己実現をはかり、さらには仕事を通して社会に貢献していただきたいこと、働けない人もその人なりに治療やリワークなどを行いながら、復職や就職をめざしていただきたいことです。なお、この働くという言葉は、仕事に限られたことではなく、学業、家事、育児、介護など、人生におけるさまざまな営みも意味しています。

それらの過程で、ご自分の努力が報われて歓喜することもあれば、報われずに悔しい思いや絶望感にひたることもあるでしょう。そのようなときにこそ、一緒に喜びや悲しみを分かち合える存在でありたいと、私たちは考えています。

精神医療は、ただ診断して薬を投与すれば完結するものではありません。患者さんの人生に敬意を表し、患者さんとの信頼関係を育みながら、患者さんとのやり取りの中で、時には診断そのものを再検討し、時に応じて治療の工夫をしていくことが、とても大切なことなのです。私たちは、ひとりひとりの患者さんのペースに合わせて、その人なりのゴールへ向かって共に歩む精神医療をめざします。

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当科はさまざまな臨床・研究・教育に励んでおります。中でも、主に「リチウム研究」「脳画像研究」の分野に関し、積極的に研究を進めています。

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